こんにちは、キノトロープアカデミーです。

「キノトロープアカデミー」は、Web業界のトップランナーである株式会社キノトロープの社員が講師を務めるオンラインアカデミーです。リモートワーク時代に不可欠な「個のスキル」を高め、職人のような「匠」を目指す人を増やしたい。そんな願いを込め、基礎から経営判断、業務フローまで、一生モノのナレッジを惜しみなく公開していきます。

ノーコード徹底解説 についてお伝えします。

担当は濱田です。

ノーコードは、プログラミング知識のない非開発者でも直感的な操作でアプリやWebサイト、社内ツールを開発できる革新的な技術であり、深刻なITエンジニア不足の解消や業務効率化の手段として大きな注目を集めています。

従来のスクラッチ開発と比較して、開発費用や期間を劇的に削減できるためスピーディーな市場リリースを可能にする一方、表示速度の制約や極端に複雑なシステム・独自性の高い開発には不向きであるというデメリットも存在します。

導入にあたってはメリット・デメリットだけでなく、高度なカスタマイズが可能なツールや日本語対応の国産ツールなど多種多様なプラットフォームの特性を見極め、自社の用途に最も適した選択を行うことが重要です。

”ノーコード徹底解説”をテーマに、
今日お伝えしたいことは6つあります。

まずはノーコードについて説明します。ノーコードとは、特別なプログラミングスキルを必要とせずWebサービスを作成できる技術のことを言います。

この技術が適用されているツールやソフトウェアでは、プログラミングを一切行わずに、ドラッグ&ドロップのような簡単な操作でユーザーが自分のアイデアを形にしたりできます。

ノーコードの技術の具体例として、社内の業務効率化ツールやシンプルなWebアプリ開発などがあります。

革新的な技術によりビジネスのスピード感やサービス向上への期待感は無限に広がることから、今後ますます注目を集める技術といえるでしょう。

次に、ノーコードとローコードの違いについてです。ノーコードはその名のとおり、特別なプログラミングスキルを必要とせず、だれでもアプリやWebサイトを作成できるといった特徴があります。

そのため、複雑な機能がないシンプルなアプリ開発などに最適です。

他にも、作業を分散できる点も特徴です。開発担当者ではなく、総務や営業など専門スキルを持たない人員でも、業務効率化や社内フローの整備などをより効率的に行うことができます。

一方、ローコードはノーコードとは異なり一部のプログラミングスキルが必要です。

簡素なコード記述でプログラム構築できることに加え、カスタマイズすることも可能なためノーコードと比較すると汎用性や拡張性が高く持てます。

それでも、ゼロからスクラッチで開発するよりも低コストでスピーディーに開発できるケースも多いです。

以上のことから、プロジェクトの難易度で双方を使いわけをすることで、効率的で質の高いWebサービスの開発ができるようになります。

ノーコードが注目されている背景について3点ご紹介します。


ITエンジニアの不足


クラウドサービスが一般化した


企業の課題が複雑・多様化している

まず一つ目に、ITエンジニアが不足していることが挙げられます。

現代のビジネスはテクノロジーに大きく依存しており、どの企業もアプリやWebサイトの開発は避けられない課題です。

しかし、日本ではITエンジニア不足が深刻な問題となっており、需要に対しての供給、つまり人材が圧倒的に足りていません。

この問題の解決策の一つとしてノーコードが注目を集めるようになり、どういった企業でも簡単にアプリやサービスの開発が可能となりました。労働力不足が心配される日本では、今後もノーコードは注目され続けるでしょう。

二つ目に、クラウドサービスが一般化したことです。

近年、クラウドサービスは個人から大企業まで広く利用されるようになりました。これは情報の保存・共有といった幅広い業務をインターネット上で簡単に、そして効率的に行えるようになったためです。

さらに現代の働き方が多様化し、リモートワークが一般化した点もノーコード技術の普及に大きく影響しています。

このように、クラウドサービスの一般化により「ノーコード」は多くの企業で注目を集めるようになりました。

三つ目に、企業の課題の複雑・多様化していることです。

新型コロナウィルスの感染拡大により、ビジネス環境は大きく変化しました。こうした中で、企業の課題は一層の複雑さと多様性を増しています。

そこで、ビジネスの課題をよりスピーディーに解決する「ノーコード」が注目を集めるようになりました。

企業の課題が複雑になる一方、ノーコードは企業の課題を効率的に解決して新たなビジネスチャンスを掴むためのツールと期待されています。

ノーコードを利用したことがない方は、どのような活用方法があるのか疑問を持っているかも知れません。ここではノーコードの利用法を3つに絞って解説します。


アプリの開発


WEBサイトの開発


社内の業務効率化

まず一つ目に、アプリの開発です。

ノーコードは簡易的なWebサービスしか作成できないといったイメージが先行していますが、高度なアプリも作成可能です。

具体例として、スマートフォンから事前に料理の注文予約ができ、飲食店での待ち時間削減やデリバリーの効率化などに効果的なアプリ「SmartDish」は、ノーコードのプラットフォーム「adalo」を使用して作られました。

これのすごいところは、わずか2ヶ月で作成されたという事です。スクラッチで構築しようとすると、要件定義に3ヶ月、設計に3ヶ月、開発に6か月といった時間がかかるところを、これだけスピーディーに、かつ様々な飲食店に導入できる形で開発できるというのはすごいことです。

このように、ノーコードを上手に活用すれば一見困難に見えるアプリ開発も不可能ではありません。

二つ目に、WEBサイトの開発です。

ノーコードを利用すれば、専門的なプログラミング言語(HTML・CSSなど)を使用することなく、美しいデザインのWebサイト制作が可能です。これは、ビジネスの世界で重要な影響を及ぼします。

なお、現在のWebサイトの多くがWordPressなどのノーコードを用いて作成されています。Wordpressも、ページ作成などはプログラミングスキルを必要とせずに作成することができます。

これは、ノーコードの手軽さと汎用性が広く認知されている証拠です。ページ作成だけでなく、フォームの作成などWeb分野でノーコード作成できるものはどんどん増えています。

最後に三つ目、社内の業務効率化です。

ノーコードの活用は業務プロセスをスムーズにし、社員の負担軽減に大きく貢献します。

たとえば、タスク管理やスケジュール作成など、時間と労力を要する作業をノーコードのツールで自動化します。これにより、社員は時間とエネルギーを節約し、重要な業務への注力が可能です。

さらに、ノーコードの利用は業務の透明性を向上させる効果もあります。業務プロセスが自動化されることで、ミスの発生要因を根本から改善できるからです。

ノーコードの導入によって、企業は時間とコストを節約し現在の業務に集中できるようになります。

だれでも簡単にWebサービスを作成できる「ノーコード」ですが、対応できないこともあります。代表的な出来ないこと3つについて解説していきます。


表示スピードが遅い


サーバーの処理能力の限界


セキュリティに関する懸念

まず1つ目に、高速な表示速度のアプリ開発です。

ノーコードはWeb画面を高速で表示できないといった難点があります。これは簡易性や汎用性、開発スピード感を重視するあまり、一部のパフォーマンスを犠牲にしているためです

次に二つ目、独自性のあるシステムの開発です。

ノーコード開発は、その手軽さと相反して独自性を追求したシステム構築は困難です。なぜなら、既存のテンプレート以外特殊な作業ができないためです。カスタマイズ可能なものも多数ありますが、限度があります。

たとえば、企業の複雑な独自システムを作る場合は、合わせた要件定義や設計、それに合わせた高度なプログラミングが必要です。

したがって、ノーコードは独自性のあるシステム開発には不向きな点を留意しましょう。

三つ目は極端に複雑なアプリの開発です。

ノーコード開発の制約は、複雑なアプリ開発が難しい点です。ノーコード開発は、基本的に簡易的な操作でアプリを構築できるよう設計されています。

そのため、高度なカスタマイズや複雑な機能の実装には限界があります。

一例として、複雑なデータ操作や特別なユーザーインターフェイス(UI)要件を持つ高度なアプリ開発には、専門的なコーディングスキルが必要です。

このような複雑なアプリにはローコードの開発を検討すべきでしょう。

ノーコードを活用する3つのメリットと2つのデメリットをお話します。

メリット


開発費用・時間の大幅な削減につながる


プログラミングの専門知識が不要


開発スピードが速く、短時間でリリース可能

デメリット


セキュリティ、拡張性に制限がある場合がある


提供企業は国外がメインになる

まずメリット一つ目は、開発費用・時間の大幅な削減につながることです。

従来のソフトウェア開発は専門的なスキルを持つ開発者を雇い、長時間をかけて開発する必要がありました。

しかし、ノーコードの開発環境ではこれらのスキルや時間は必要ありません。これにより、非専門家でも素早くアプリを作成して市場への提供が可能になりました。

結果として、開発費用と時間が大幅に削減できる点は変化の激しい現代のビジネスでは大きなメリットといえます。

続いて二つ目のメリットはプログラミングの専門知識が不要なことです。

以前のWebサービス開発は、HTML・JavaScript・Pythonなどの複雑なプログラミング言語を理解する必要がありました。

しかし、ノーコードの誕生により専門的なプログラミング知識や技術は必須ではなくなりました。このことから、ノーコードを活用すればプログラミングの専門知識がなくても自分のアイデアを「形」にできるのです。

三つ目のメリットは、開発スピードが速く短時間でリリース可能なことです。

以前はWebサービスのリリースまでに数週間から数か月、場合によっては数年を要するものもありましたが、ノーコードの登場によって開発環境が一変しました。

ノーコードを使用すれば、開発からリリースまでの期間を大幅に短縮が可能です。ノーコードの利用によって開発スピードが格段に向上した点は、効率や生産性を求める企業には大きなメリットといえます。

次にデメリットです。デメリットの一つ目はセキュリティ、拡張性に制限がある場合があることです。

一部のノーコードプラットフォームでは、情報漏洩のリスクも存在します。過去には、アメリカで開発したアプリから3,800万件程度の情報漏洩が発生しました。これはプラットフォームがセキュリティ対策を十分に施していなかった結果です。

しかし、このようなリスクはプラットフォーム選びをしっかりとおこなえば最小限に抑えられます。信頼性の高いプラットフォームを選定し、セキュリティポリシーや対策を確認すれば情報漏洩のリスクは大幅に減少するでしょう。

二つ目のデメリットは、提供企業は国外がメインになることです。

ノーコードを提供している多くは国外の企業です。そのため、アフターサービスやサポートを受ける際には英語力が必須となります。

しかし、近年では日本語対応のノーコードプラットフォームも増えてきています。日本語に対応しているものを利用することこの点は克服できるでしょう。

最後に多くの企業で活用されているノーコードのプラットフォームを紹介します。



まとめになります。今回は「ノーコード」について網羅的に紹介しました。

ノーコードは専門的なプログラミング知識がない非開発者でもアプリやWebサイトを開発できるツールで、開発時間とコストを大幅に削減できるメリットがあります。

しかしながら、ノーコードには制約も存在します。複雑なアプリの開発や高度なカスタマイズが難しく、またセキュリティ面にも注意する必要があります。

これからWebサービスの開発や業務効率化を検討される方は、今回の動画を参考に自社の用途にあったツールを選択していただければと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

の6点についての内容でした。

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