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<Web担当者編 第22回>
Google検索の仕組み についてお伝えします。
担当は濱田です。
Google検索は「クロール」「インデックス」「検索結果の表示」という3つのプログラムで構成されており、独自のアルゴリズムによって最適なランキングを決定しています。
検索結果の順位は検索意図やコンテンツの品質、ユーザビリティなど様々な要因から評価されますが、その評価基準の根底には徹底したユーザー第一主義の基本理念があります。
そのため、小手先のSEO施策やアップデートの憶測に一喜一憂するのではない、Googleの基本理念に寄り添ったユーザーに役立つWebサイト制作を行うことが最も重要です。
”Google検索の仕組み”をテーマに、
今日お伝えしたいことは3つあります。
なお、ここで紹介する情報は、2021年7月時点のものです。今後、変更となる可能性もありますので、ご了承ください。
まず初めに、各プログラムの相関図はこのようになっています。

クロールとは、新しいWebページまたは更新されたWebページをGoogleが見つけるプロセスです。
Web上では、Googleが開発したGooglebotという自動ソフトウェアが、更新されたページがないかを常時見回っています。このソフトは「ボット」とも呼ばれ、これはRobotに由来する言葉です。

クロールするサイトは過去のクロールとサイトマップから判断され、新しいコンテンツがあると、Googlebotはそのページのテキスト、画像、html、CSSなど、HTTP / HTTPSプロトコルで取れる情報を収集します。
このGooglebotがリンクをたどってサイト内を移動することで、Googleはサイト構造を理解しようとします。
インデックスとは、Googlebotが取得したWebページの情報を「Googleインデックス」と呼ばれるデータベースに保存する作業です。
Googleインデックスは巨大な図書館で、新たに追加された蔵書の目録を更新していくイメージです。

Webページが登録されると、そのページに含まれるすべてのワードがGoogleインデックスに追加されます。
インデックスの量は千億単位、容量は1億GBを超えるとのことです。このGoogleインデックスには、Webページだけでなく、書籍や公共交通機関の情報、世界銀行の情報なども体系的に整理されています。
Webページは、インデックスされない限り、検索結果画面に表示されることはありません。「ページを更新したのに、インデックスされない…」という場合は、以下の2点を試してみてください。
Googleサーチコンソールの「URL検査」でインデックスをリクエストする
サイトマップを作成し、Googleサーチコンソールから登録する
Googleサーチコンソールに関しては、当アカデミーにて3回にわたり詳しく解説しています。未見の方はぜひ御覧ください。
インデックスの過程で、GoogleはWebページの内容を把握します。この際、当たり前ですが、人のように見た目でサイトの内容を判断することはできません。
主に以下の2点からサイトの内容を理解します。
テキストからWebページの内容を理解する
様々なHTMLタグから文章構造を理解する
つまり、テキストとHTMLからGoogleがページの内容を正確に理解できれば、正しい情報が登録されることになります。
検索窓にキーワードが打ち込まれると、Googleはインデックスされた情報を元に、最適なWebページをランキングして表示します。検索結果を決める主な要因は、以下の5つです。
1. 検索意図の把握
2. Webページの関連性
3. コンテンツの品質
4. ユーザビリティ
5. 文脈の考慮
検索意図の把握に関して、検索キーワードに含まれる単語の意味を分析するために、Googleは独自の言語モデルを構築しています。また、ユーザーが以下のような情報を探しているかもアルゴリズムで分析し、理解しようとします。
特定のことに関する検索か、幅広い検索か
「口コミ」「画像」「開店時間」など具体的な情報が必要なことを示す検索キーワードはあるか
その日に公開されたコンテンツを探していることを示す、急上昇ワードの検索をしているか
例えば、Googleで「クレンジング」という1ワードで検索をかけると、Buyクエリを反映し、広告を含む検索結果が表示されます。
これは、これまで述べた言語モデルの仕組みがバックグラウンドで働いているからなのです。

次に、Googleはキーワードに一致する情報が含まれるWebページを探します。
基本的な検索を行った場合、アルゴリズムはインデックス内で検索キーワードを探し、適切なページを見つけます。
その次に、キーワードが登場する頻度やページ上の場所(タイトル、見出し、本文中など)について分析します。
Googleはこうした単純なキーワードの一致に加え、匿名化して集計したデータに基づいて検索クエリと検索結果の関連性を評価します。
例えば、「ボロネーゼの作り方」「カルボナーラの作り方」などのコンテンツをまとめたリストページがあった場合、Googleはこのページに「パスタ レシピ」というキーワードがなくても、「パスタのレシピを集めたページ」として理解し、検索結果に表示する場合もあります。
コンテンツの品質について、「品質」を一言で表すのは難しいですが、Googleは、コンテンツの新しさ、ユーザーエクスペリエンスの質など、さまざまな要因を分析し、品質を評価しています。品質を定量的に計る有力な要因は「被リンク」の数です。
Googleは、内容の信頼性や権威があるかを評価するために、同じキーワードで多数のユーザーに評価されているサイトを見つけます。
検索内容に関連する他の著名なWebサイトがそのページにリンクしている場合は、情報の質が高いことの証拠となります。
Googleはその一方で、スパムサイトを特定したり、品質に関するガイドラインに違反するサイトを、検索結果から削除するためのアルゴリズムも開発しています。
このため、現在では、単にキーワードを詰め込んだような小手先のSEOを施したサイトが上位表示されることは、ほぼありません。
そしてユーザビリティに関して、Googleは検索結果を表示する前にすべての関連情報に整合性があるかどうかを評価します。
例えば「検索結果に共通する話題は1つだけか」、「それとも複数あるのか」などです。
コンテンツの内容が網羅的であれば、ユーザーはそのページさえ読めばさまざまな知識が得られて、便利ですよね。
他にはシンプルに、 「異なるブラウザで正しく表示できるか」「タイプやサイズが異なるすべてのデバイスに最適化されているか」「インターネットの接続速度が遅いユーザーでもページをスムーズに読み込めるか」などが評価の対象となります。
最後に文脈の考慮について、「ユーザーの現在地」「過去の検索履歴」「検索設定」などの情報はすべて、関連性が高い検索結果を提供するのに役立てられます。
場合によっては、ユーザーの最近の検索行動に関する情報に基づいて、検索結果がカスタマイズされる場合もあります。
Google検索結果のランキングは、これまで述べてきた評価基準を基に、200近い一連のアルゴリズムによって決定されます。
このアルゴリズムは日々更新されており、細かなアップデートに加え、年に数回大規模な「コアアップデート」が行われています。
しかし、各アルゴリズムの重み付けの内容は公開されていません。ですから一般に「Googleアルゴリズムのアップデート対応」とされる施策のほとんどは、憶測の話に過ぎないわけです。
最後までご覧いただきありがとうございました。

の3点についての内容でした。





