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ブランディングの鍵はWebサイト | CMSを成功させるには | SEOの考え方
CMSを成功させるには

第1章 CMSは概念である

CMSというと「ああ、Webサイトの更新や運営を楽にしてくれるツールのことだね」と思われる方も多いと思います。しかしCMSとは概念であり、運用ツールというのはその一面を表しているの過ぎません。

今や人々は、問題の解決手段としてWebサイトを利用するようになっています。たとえば、明日の天気が知りたい、PCを買いたい、接待に使えるレストランを調べたいといった問題です。緊急度、重要度はさまざまですが、その人にとっては今解決したい問題なのです。だからこそWebサイトを利用するのです。

ユーザの抱える問題はさまざまで、求める答えも多様化しています。ユーザに満足体験を与えることが使命であるWebサイトにとって、これは大きな問題です。

このことは実際の店舗でも同様のものとなっています。たとえば、PCショップにPCを買いに行けば、店員がユーザの問題を解決してくれました。しかし現在は、PCの機種が増え、ユーザのニーズも多様化し、ユーザの問題をすぐに解決できる店員は少なくなってきました。

Webサイトは、実店舗で対応不可能なこのような問題も解決する可能性を秘めています。簡単にいえば、すべての問題に対応できる数だけ、回答ページを用意すればいいのです。しかし、それは現実的ではありません。

それには、商品情報や価格、そのほかのコンテンツをデータベースで一元管理し、ユーザのニーズに合わせて、リアルタイムかつ自動的にページを生成する仕組みを作ることで対応できます。これによりユーザは自身の問題をより早く、より正確に解決することができます。Webサイトでの満足体験を現実のものとするにはなくてはならないものです。使用するツールは何でも構いません。この考え方こそがCMSです。

もちろんこの考えを導入することによって起こることの中に、運用・運営が楽になるというメリットがあることも否定はしません。

第2章 CMSは導入しただけでは機能しない





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