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エンプラネットの飛躍

これが商社の生きる道! インターネットで活きる商社のBtoB機能~丸紅株式会社エンプラネット~

1.商社にとってもインターネットはビジネスの機会

「産業革命も一気に普及はしなかった点に注目したい。」

「ソフトバンクの孫正義氏が“インターネットは産業革命以来の革命”と語られています。私もまったくそれについては同感です。しかし、一点補足するところがあるとすれば、産業革命が一瞬にして世界を変えたわけではない点です。インターネットの登場によって世界が一気に変革していくように期待されましたが、それも産業革命と同じで、ゆっくりとその革命の大きな波が、ようやくうねり始めているのが現在のインターネットの状況ではないでしょうか?」と答えてくれたのが、丸紅株式会社が運営するエンプラネットのチームリーダーである呉 常源(オー・サンウォン)氏だ。

インターネットの世界が成熟化することによって、商社に代表されるビジネス仲介型の業務がなくなるといわれるが、エンプラネットのようなBtoBのビジネスモデルは成立するのだろうか?エンプラネットの呉チームリーダーに伺った。

「商社にとってもインターネットはビジネスの機会であった」

1999年、今から3年前、ビジネスの世界でもWebサイトを単なる会社案内などの広報ツールとしてだけではなく、現場の営業ツールとしてとらえるようになってきました。丸紅でも全社的にインターネットを活用した商社のビジネスを展開したいという意向があり、私が簡単な企画書を作成して提出したところ、3時間ほどすると本部長が私の席にやってきて、“この事業はいつからスタートできるんだ?すぐにとりかかりたまえ”という異例のスピードでインターネット事業に取り組むこととなりました。

商社の貿易の仕事というと、今まで製品説明のために何度も飛行機で海外へ飛んだり、国際電話でのやりとりなど、非常に時間とコストのかかるものでしたが、それらにインターネットを介在させることで時間の効率化と大幅なコストダウンがはかれるはずです。
しかし、インターネットの魅力はそれだけではなく、インターネットでしか不可能な商社のビジネスもあるのではないかという仮説をもとにサイトを立ち上げることとなりました。幸い丸紅という大きな信用力もあるし…しかし、それは大きな間違いでした。

関連情報
エンプラネット
http://www.enplanet.com/

呉 常源(オー・サンウォン)氏呉氏は、1993年に丸紅韓国会社から丸紅株式会社東京本社に研修生として派遣され、合成樹脂貿易の仕事にかかわり、1998年に丸紅本社の総合職に抜擢された経歴の持ち主。商社といえども、外国人の現地採用はあたり前ではあるが、本社での外国人の採用はきわめてまれ。それだけに呉氏の能力に賭ける丸紅の期待が伺える。

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