ビジネス成果を見据え、常に成果を生んでいく

クラリオンのWebブランディング戦略

全世界のステークホルダーとの円滑なコミュニケーションを実現~クラリオン株式会社~

3.Webブランディングを実施するにあたって

「Webサイトを考えることが自社について考えることになる」

生田: 当初からインターネットによるブランドの訴求というものを意識されていたのですか?

福本: Webサイトは、インターネットがはじまったときみたいな、紙の会社案内を焼きなおしただけというのではなくて、クラリオンに関わるいろいろな方たちが最初にコンタクトをとる手段となってきています。単なる広告宣伝のメディアというだけではないんですね。Webサイトではユーザーのサポートもできますし、メールを使えば双方向でやり取りも可能です。株主対象にIR情報を展開したりだとか、ユーザー向けに製品情報や使い方を発信したりだとか。要するに目的として当初からあったのは、全世界のステークホルダー向けに最適なサイトを構築していきたいなという考えです。

生田: 社員の方のブランドに対する意識はどうですか?

福本: ブランド力が大事だっていうことは、今回のリニューアルなどで社員全員に徐々に浸透してきているところではありますね。しかもこういうWebでの活動だけではなくて、ユーザーとクラリオンとのすべての接点で一貫したサービスを展開しなければならないという風潮は表れています。そういった中で、なんかしっかりとしたひとつの方向性をもってやっていかないといけない。どう生まれ変わればいいんだろうと悩んでいるところなんです。

生田: やっとスタートラインに立てたということでしょうね。Webサイトをどうしようと考えることが、社員みんなを集約させてブランドを考えようという第一石になった。

福本: それは確かです。Webサイトのプロジェクトがあって、「クラリオン=Webサイト」ということに気づき、「Webサイトのことを考える=クラリオンのことを考える」ってことになっていったんです。Webサイトという具体的なアウトプットがあったために意識の共有が早かったような気がします。

「ブランドは社員一人ひとりが作るもの」

生田: 最後に。まだプロジェクトなかば、もしくはスタートラインだろうと思いますので、今後どういうふうにプロジェクトを進めて、みんなの意識を変えていくのか。抱負と希望をお聞かせ願えればと。

福本: ブランディングって、社員一人ひとりの一挙手一投足が反映されるじゃないですか。広告宣伝だとか、広報だとか、製品は要因の大きなひとつですけど、電話の受け答えにしろ、警備員の態度だとか、あとはカスタマーセンターの受け答えの仕方も、いろんなものが総体でできあがってくるものですよね。それを今まではバラバラにやってきて、十分なマニュアルなんかもなかったんですよ。今、ブランドが大事だって事にようやく全社的に気付いて、どういう方向に進もうかと必死に模索しているところなんです。ブランドの活動をとおしてできるだけ早く方向性を示せれば、全社的に動きそうな勢いはあるんですよ。それが弱まらないうちにできるだけ早めに方向性を見極めて、そこに向かってまい進したいと思っています。

生田: きっとWebサイトが、その答えを出していく一番最初になるということはこれからも変わらないですね。どうぞこれからもよろしくお願いします。今日はどうもありがとうございました。

福本: ありがとうございました。

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